パースペクティブマッチング



PhotoModelerには、パースペクティブマッチングの機能があります。パースベクティブマッチングとは、三次元ソフトにおいて背景に置いた写真画像データと、モデリングしたオブジェクトとのパースペクティブを一致させ、視覚的な違和感をなくす技術です。

PhotoModelerが写真から三次元の形状データを解析する時、プログラムは写真を撮影したカメラの位置を写真をもとに計算します。この情報はテキストデータとして出力できるので、3D Studio, Autovision, Real3D, Lightscapeなどのソフトウェアにおいて、レンダリングのカメラポジションの設定に使用できます。

したがって、三次元ソフトで写真とオブジェクトデータを合成する時、写真のカメラ位置をPhotoModelerで計算しておけば、正確なパースペクティブマッチングが三次元ソフト内で可能になります。

以下の例はPhotoModeler付属のチュートリアル用の写真データを使用しています。この写真は「インバースカメラ」の練習用のものです。

「インバースカメラ」のチュートリアルでは、ユーザーは写真撮影に使ったカメラの種類がわからないという前提になっています。チュートリアルでは、写真データから、その写真を撮影したカメラの位置や焦点距離などの情報を抽出します。

抽出されたデータはASCIIフォーマットのテキストデータで出力できるので、三次元ソフト側で必要なカメラの座標位置や焦点距離などが簡単に得られます。

あとは、このデータを三次元ソフトに入力すればよいのです。PhotoModelerによって算出されたカメラポジションに基づくレンダリングでは完璧なパースペクティブマッチングが行われます。

1) サンプルで提供されている画像を開く。 Starting Box Image
2) 箱の各コーナーにコントロール座標を設定し、カメラの位置を写真から逆算する。(手前のウィンドウが算出したカメラ情報) Perp.Match Result
3) Real3D(三次元ソフトウェア)に、カメラの位置情報および焦点距離を入力する。(これにより、三次元ソフトウェアのカメラ位置が、写真を撮影したカメラと同じ位置に設定される。) Enter Camera Info in Real3D
4) 通常の方法でモデリングしたオブジェクトを三次元空間内に配置する。 Additional grahical elements
5) 背景に写真を置いてレンダリングした結果。写真とオブジェクトのパースペクティブが一致している。 Rendered Result

Real-3D images (steps 3-5) Copyright 1997 Wolf-Dieter Grabner